加圧シャツを着ていると、汗をかきます。その時、汗自体を放っておいても大丈夫なものか、心配になりませんか?そして、それがあせもやかゆみの原因になるのでは、という心配もあるでしょう。そこでここでは、加圧シャツを着ていて汗をかいた時の対策と、もしもあせもやかゆみが出たらどうしたらよいのか、という点について解説します。

なぜ加圧シャツを着ると汗が出るのか?

まずなぜ加圧シャツを着ると汗が出る原因はいくつかあります。

知らない間に筋トレをしているから

加圧シャツは着ている間中、身体に対して負荷をかけることで、筋トレをしているのと同じ効果を身体に与えるところが1番の特徴の商品です。たとえば普段の身体の動きで筋肉にかけている負荷を1とすると、加圧シャツを着ていることでかかる負荷は、その数倍になります。ですから、筋トレをして時に汗をかくのと同様に、加圧シャツを着ていると汗をかくのです。

基礎代謝が増えるから

加圧シャツの圧力は、表層筋を鍛える筋トレ効果だけではなく、体幹のトレーニング効果も生みます。体幹筋は身体の中で1番大きな筋肉ですから、それが大きくなるとの基礎代謝量が増えます。代謝が増えるということは、身体の老廃物の排出も増えることですから、老廃物の1つである汗も増えるのです。

リンパマッサージになるから

また加圧シャツの圧力は筋肉を刺激し、その筋肉がリンパを刺激することで、リンパの流れも改善してくれます。それは身体に溜まっている老廃物の排出を促しますから、上の基礎代謝量の増加による汗の増加と合わせて、汗をかく量が増えるのです。

加圧シャツで汗はかかない方が良い?かいた方が良い?

それではそのような汗はかいたほうがよいのでしょうか。できるだけかかないほうがよいのでしょうか。結論的に言えば、はどんどんかいたほうがよいのです。

汗は上で書いたように身体の代謝が活発になっているという証しです。代謝が活発になることで、身体の中の余計な脂肪が燃えてダイエット効果が生まれますから、汗をかいているということはそれだけどんどん痩せて行っている、ということなのです。

したがって、加圧シャツを着て汗がたくさん出たら、これで痩せていくな、ということを実感しましょう。

加圧シャツは夏に着ない方がいい?

したがって、汗をかくことは身体にとって良いことですから、加圧シャツは夏であろうと何であろうと、季節を問わず着ていいものなのです。

汗をかくと加圧シャツは脱げない。。簡単に脱ぐ方法

ただし汗をかくと加圧シャツはもともと身体に密着していますから余計に脱ぎにくくなります。それを無理に脱ぐと破損してしまう恐れまであります。ですから汗をかいた時、加圧シャツが身体に密着して脱ぎにくい時には、以下の手順で脱ぐようにしましょう。

  1. 加圧シャツの首元を広げ、肩が見えるくらいまで下ろします。
  2. 次に、お腹のところまで順々に加圧シャツを滑らせていきます。
  3. 最後に下半身まで下ろして、ズボンを脱ぐように脱ぎます。

つまり加圧シャツは上から脱ぐのではなく、下から脱ぐのが正解なのです。そのような脱ぎ方をすると「伸びてしまう」のではないかという心配もありますが、加圧シャツは非常に伸縮性が高いものですから、大丈夫です。

汗をかいた場合の対策方法

ただし汗をかくのは良いことですが、「かきっぱなし」はNGです。汗をかいたら以下のように対処しましょう。

汗をかいた加圧シャツを放置しない

加圧シャツを着ていて汗をかいた時に、それを放置してしまうと、1番問題になるのは、その汗に含まれる物質が酸化していわゆる「汗臭」が出ることです。ですから汗をかいた加圧シャツは放置しないことが鉄則です。

汗はすぐに拭く

そのためにはまず汗をかいたらすぐにふき取るようにしましょう。それだけで、汗の中の成分が酸化する前に拭い去れますから、汗臭が出る確率は格段に減ります。

特に加圧シャツを着ていてかく汗は、運動をしているのではなく普通に生活しているレベルであれば、滴るようにかくことはなく、だいたいの場合はじんわりかいてくるはずです。それであれば、頻繁に都度拭いていけば、汗が加圧シャツの繊維や身体の上に残ることがありません。

水分補給を多めにする

また加圧シャツを着ている時には水分補給を多めにすることでも、汗臭を防げます。

もちろん水分補給を多くすると、汗自体の量は増えてしまいます。しかしそのかく汗は汗臭の元となる成分がたっぷり入った粘度の高いものではなく、サラサラのものになるはずです。そうなれば、仮に汗をかいてそれが加圧シャツの繊維に残っても酸化しませんから、汗臭が発生しないのです。

あせもにならない為の対策方法

次に汗にはつきものの「あせも」、そしてそれに伴う「かゆみ」を防ぐ方法を解説します。

なぜあせもができるのか

まずあせもの原因は、汗が皮膚の中に溜まってしまうしまうことです。

汗は、皮膚の真皮の奥深くにある汗腺から分泌され、汗管という通路を通って、身体の表面のの汗孔から体外に排出されます。したがって汗が分泌され過ぎて、汗管の容量をオーバーすると、汗が汗管から周囲の組織に漏れ出し、水ぶくれを生じたり、その周囲の組織に炎症を起こします。その炎症がかゆみを伴う赤いブツブツ、つまりあせもとそれに伴うかゆみなのです。

あせもの予防方法

ではその予防方法です。

  1.  1つは時々加圧シャツを脱いで、身体の外へ汗を逃がしましょう。
  2.  2つめは、身体の外側に汗が充満していると、その汗の「渋滞」によって、汗管が停滞しますから、やはり汗が出たらすぐに拭くことが大切です。
  3.  3つめはこまめに風呂に入ることです。夏など特にシャワーで済ませがちですが、シャワーの場合は十分に汗が出ませんから、汗管の中の汗を十分に排出できません。したがって、シャワーではなく、湯船につかって、汗をすっきり排出しましょう。
  4.  4つめは、加圧シャツの効果を上げるには寝る時にも着ていることが原則ですが、しかし夏だけは脱いで寝る、という方法です。なぜなら起きている時よりも寝ている時の方が、人間は汗をかくうからです。、
  5.  5つめは同じく夏の注意点ですが、こまめに加圧シャツを着替えて、繊維に汗が充満していない加圧シャツを常に着るようにすることです。

あせもになった場合の対処法
それでもあせもになってしまったら、以下の対処をしましょう。

軽いあせもの場合は

軽いあせもの場合は、汗管の周囲に汗が染みだした初期ですから、上で書いたような汗が順調に流れる対処をするだけで、染み出していた汗はまた汗管の中に戻り、あせもは改善します。

炎症を起こして来たら

しかしすでにあせもが赤いブツブツとして炎症を起こしてしまったら、薬局や皮膚科に行ってステロイド外用剤を手に入れ、あせもの部分に薄くのばしましょう。ステロイド外用剤には抗炎症効果がありますから、あせもはだんだんとよくなるはずです。

またかゆみがあると掻いてしまってさらに炎症を悪化させる危険性がありますが、ステロイド外用剤はそれも予防してくれます。

ただし抗炎症効果が発揮される以上に汗が染み出ると、あせもは治りませんから、上で書いたあせも対策も同時に行ってください。

あせもになりにくい加圧シャツはコレ

では、汗をかいてもすぐに蒸発して、あせもの原因をつくりにくい加圧シャツをご紹介します。それらは基本的に、伸縮素材をとしてスパンテックを使用しているものです。スパンテックスは強い伸縮性を持つと同時に、非常に通気性が良いため、繊維に汗が滞留してあせもの原因となることを防いでくれます。具体的には以下のような商品がよいでしょう。

金剛筋シャツ スパンデックス配合量 20%
金剛筋シャツは株式会社INKから発売されてヒットしていた加圧シャツ「鉄筋シャツ」の上位版です。お笑いタレントで筋トレオタクの品川庄司さんが着用していることでも有名です。ほかにもスパンテックスを縫い込んだ加圧シャツはありますが、その割合が20%を超えるものは、金剛筋シャツだけです。
鉄人コア&プレスアーマー スパンデックス配合量 18%
鉄人コア&プレスアーマーは体幹を支える筋肉のラインに合わせてスパンテックスを重点的に縫い込んだ加圧シャツです。ですから加圧が必要で、その効果が1番出る筋肉に加圧がかかる設計になっているわけです。またそのスパンテックスも18%あり、これ自体業界としてはかなり高い部類です。
TEKKINシャツ スパンデックス配合量 10%
金剛筋シャツ前の世代の加圧シャツで、違いはスパンデックスの配合量が10%だということです。これは伸縮性や筋トレ効果の面では金剛シャツに劣りますが、人によってこちらが向いている場合もあります。たとえば高い割合でスパンテックスが入っている加圧シャツの強い締め付けが合わずに具合が悪くなってしまう人や、もっとほどよい締め付けが好みの人などです。そういう人にとっては十分に有用な加圧シャツです。

予備の加圧シャツは何枚持っておくべき?

加圧シャツは頻繁に着替えることが、汗臭を発生させず、あせもにもならないポイントですが、それであれば何枚予備を持っていたら良いのでしょうか。

これはその家での洗濯の頻度にもよりますが、一般的には昼間だけ着るのであればなら全部で3枚、夜も着て寝るのであれば全部で6枚あれば十分でしょう。昼間だけしか着ないからと言って、2枚にしてしまうと毎日洗濯をする必要が生じ、もしも天気が悪くて乾かなかった場合に困るからです。

もちろんそれ以上に予備を持っていれば、1枚当たりの洗濯回数が減りますから、それだけ加圧シャツの劣化も防げ、長く着ることができます。

まとめ

このように加圧シャツには汗がつきものですが、かくこと自体は効果の証しですからむしろ良いことです。問題はそれを放置して、汗臭を発生し周囲に迷惑をかけたり、あせもを発症させてしまうことでしょう。それを防ぐためには、上で解説したことを実践して、いつも清潔な状態の加圧シャツを着るようにしましょう。そうすれば汗臭だけではなくあせもやかゆみも予防できます。

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